すっかり秋らしくなって肌寒い日が増え、冬の足音も聞こえてきました。特に朝晩は冷え込むようになってきたので、毛布やブランケットを用意したという方も多いのではないでしょうか。
ところで、みなさんは「毛布」と「ブランケット」の違いをご存知ですか?
◼️「毛布」と「ブランケット」に違いはあるの?
「毛布」は英語で「blanket(ブランケット)」。したがって、元を正せばどちらも同じ意味の言葉ですが、どんな違いがあるのか気になりますよね。
そこで、昭和西川の毛布に詳しい担当者に話を伺ってみたものの、実はそこに明確な違いや定義はないのだそうです。
とはいえ現在日本では、用途によって「毛布」「ブランケット」と呼び分けることも多いですよね。 たとえば、ふとんやベッドで眠る際に使用する厚地で身体をすっぽり包み込めるサイズのものを「毛布」、リビングやオフィスなどで膝掛けや羽織として使用する小さめのものを「ブランケット」など。
これは実際はそれぞれの商品についたアイテム名や、私たちの中にあるイメージでなんとなく呼び分けられているだけなんだとか。
昭和西川のおすすめ商品「くしゅくしゅケット」も肌に掛けるものなので「ケット」と名前がついていますが、「毛布」と表現しても差し支えないアイテムです。
◼️最近流行りのお洒落なくしゅくしゅデザイン。昭和西川の「くしゅくしゅケット」は機能性も抜群!
写真:日本製オーガニックコットンくしゅくしゅケット
このようなくしゅくしゅとしたデザインが特徴的な毛布は、近年ブームになっています。InstagramなどのSNSで見かけたことがあるという方も多いのでは?
かくいう私も、このくしゅくしゅデザインの毛布を知ったのはInstagramで見かけたベッドコーディネートの投稿からでした。
しかし昭和西川の「くしゅくしゅケット」は、単にお洒落なだけの毛布ではありません。使えばきっとご満足いただけること間違いなしの機能性に優れています!
「くしゅくしゅケット」最大の利点は、布地が肌に沿って身体にフィットするため、たくさん寝返りを打ってもズレたりはだけたりしにくいというところ。
平らな毛布にポリエステルの糸を通し、くしゅくしゅとしたシャーリングをつけることによって、この伸縮性が生まれます。つまり、デザイン性を高めている“くしゅくしゅ”こそが、機能性のポイントにもなっているというわけです。
「くしゅくしゅケット」は通年お使いいただけるアイテムですが、ズレない・はだけないということで、とくにあたたかさを逃したくない秋冬にはぴったりの毛布と言えるでしょう。ふとんをはいでしまいがちなお子さま用の毛布としてもおすすめ。
昭和西川の通販サイト「西川ストア公式本店」で購入できる「くしゅくしゅケット」は、【日本製オーガニックコットンくしゅくしゅケット】【シルク混綿毛布くしゅくしゅケット】【ポリエステル混ウールくしゅくしゅケット】の3種類。
写真:左下から順に、ポリエステル混ウールくしゅくしゅケット、日本製オーガニックくしゅくしゅケット、シルク混綿毛布くしゅくしゅケット
配送時はこんなにもコンパクト!
写真:左から順に、日本製オーガニックくしゅくしゅケット、シルク混綿毛布くしゅくしゅケット、ポリエステル混ウールくしゅくしゅケット
写真:左から順に、日本製オーガニックくしゅくしゅケット、シルク混綿毛布くしゅくしゅケット、ポリエステル混ウールくしゅくしゅケット
それぞれ肌に当たるパイル部分の素材が異なるため、触れてみると肌触りにも各種特徴があるんですよ。ここからは、3種類それぞれの特徴やメリットを解説しながらご紹介していきます。
【日本製オーガニックコットンくしゅくしゅケット】
本商品は、オーガニックコットンを使用した「くしゅくしゅケット」です。
通常のコットン作りでは、虫を寄せ付けないようにするため大量の薬品を使用するのですが、その薬品による作り手の健康被害や、環境破壊といった問題も懸念されているのです。
そこで、農薬や化学肥料を使用せずに作られたのがオーガニックコットン。作り手の身体や環境まで考慮されて生まれたやさしいコットンなのです。
そんな天然素材のコットンを使用した本商品は、肌当たりもやさしくサラッとしています。綿のやわらかさがお好きな方はもちろん、赤ちゃん・ご高齢の方、お肌が敏感な方などにも安心してご使用いただけるアイテムです。
また、吸湿性が高く汗蒸れ感を軽減してくれるので、冬場は掛けふとん・羽毛ふとんの中のインナーケットとして使用しても心地よさが続きます。もちろん、年間を通して活躍してくれるアイテムなので、季節を問わず快適にご使用いただけますよ。
そして本商品は、パイルが抜けにくい・毛玉ができにくいのも特徴。
実際に掛けてみるとこんな感じ。
<メリット>
・環境に優しいオーガニックコットン素材
・綿素材で優しい肌当たり
・吸湿性があり蒸れにくいのでインナーケットとしても使いやすい
・季節を問わず使用できる
・カラーバリエーションが豊富でお好みの色が見つかる
・パイルが抜けにくい・毛玉ができにくいので長く使える
<デメリット>
・充分な吸湿性があるが、3種類の中では一番低い。
<こんな人におすすめ!>
・赤ちゃんやご高齢のご家族がいるご家庭に
・柔らかな綿素材が好き、ウールのちくちく感が苦手な方に
・お肌が敏感な方に
・通年使える毛布をお探しの方に
・環境問題に注目されている方に
・カラーにもこだわりたい方に
【シルク混綿毛布くしゅくしゅケット】
本商品は、シルクと綿のそれぞれ50%ずつの混紡糸を使用した「くしゅくしゅケット」です。
シルクのなめらかな肌触りが特徴的で、個人的には今回ご紹介する3商品のなかで、一番好みの感触でした! シルクが使われているため、光に当たるときらりとした光沢感が感じられるのも魅力的。高級感のある寝具がお好みの方にもご満足いただけるのではないでしょうか。
本商品は、オーガニックコットン素材の「くしゅくしゅケット」と比べてより吸湿性に優れているというのもポイント。汗が気になる時期に1枚で使うのも、寒い時期に掛けふとんや羽毛ふとんのインナーケットとして使うのもおすすめですよ。
また、オーガニックコットン素材とシルク素材の「くしゅくしゅケット」2商品を実際に使用しているというユーザーに話を聞いてみると、オーガニックコットン素材のものに比べてこちらのシルク素材のほうが何度洗ってもへたりを感じないとのこと。
シルクと綿、2種類の糸を使って作られているため、より丈夫で長持ちすると言えそうです。
実際に掛けてみるとこんな感じ。
<メリット>
・シルクを使用しており肌触りがなめらか
・オーガニックコットン素材に比べてより吸湿性が高い
・季節を問わず使用できる
・洗濯回数を重ねてもへたりにくい
<デメリット>
・3種類の中では一番重みがある。重めの掛け寝具が好きな方にはぴったり。
<こんな人におすすめ!>
・なめらかな肌触りがお好みの方に
・高級感あるデザインがお好みの方に
・通年使える毛布をお探しの方に
・掛けふとん・羽毛ふとんのインナーケットをお探しの方に
【ポリエステル混ウールくしゅくしゅケット】
本商品は、ウールとポリエステルの混紡糸を使用した「くしゅくしゅケット」です。
ウールといえば、コートやマフラーにも使われている素材で、簡単に洗うことができない場合がほとんど。しかしこちらの商品は、天然繊維のウール80%に、化学繊維のポリエステルを20%混ぜることで糸の縮みにくさを増しています。そのため、ウール素材でありながら自宅でのお洗濯が可能なのが嬉しいポイントです。
また、ウールは綿の2倍の吸湿性がある素材。3種類の中で一番吸湿性に優れています。さらに、汗などを吸湿することによって熱を発する性質も持っているので、掛けふとん・羽毛ふとんの中のインナーケットとして使用するのにもぴったり。秋冬の寒い時期の睡眠に大活躍してくれるアイテムです。
吸湿性・発熱性に加えて、肌にぴったり沿ってはだけにくいので、冷え性の方・寒がりの方はもちろん、寝相が活発なお子様用の冬毛布にいかがでしょうか。
そして、ドレープが作り出すなみなみを活かしたブラウンの縁取りデザインも品があり可愛らしい。ウールのもこもことした質感も秋冬らしく、寒い季節の寝室にぴったりですよ。
実際に掛けてみるとこんな感じ。
<メリット>
・ウール素材で寒い時期も使いやすい
・3種類の中で一番吸湿性が高い。綿の2倍の吸湿性がある
・吸湿することによって熱を発するため暖かい
・軽い掛け心地で羽毛ふとんと併用しやすい
<デメリット>
・オーガニックコットン、シルクに比べると肌触りにゴワゴワ感がある。
<こんな人におすすめ!>
・冷え性の方や寒がりの方、寒さ対策を考えている方に
・お洒落なデザインの毛布をお探しの方に
・吸湿性に優れた毛布をお探しの方に
◼️お手入れ簡単!より長持ちさせるための洗濯方法
これら3種類ともに、自宅でお手入れすることができるのも利点。ネットに入れて洗濯機(手洗いモード)でお洗濯が可能なので、日々のケアが苦になりません。
また、お気に入りの「くしゅくしゅケット」を永くお使いいただくためには、使い始めのお洗濯方法が肝心。
「繊維独特の匂いが気になる」「製造・お届け過程での汚れや菌の付着が気になる」などの理由から、届いてすぐにお洗濯をするという方も多いのではないかと思います。
「くしゅくしゅケット」をはじめて洗う際は、柔軟剤を使用せずにお洗濯していただくことを推奨しています。なぜなら、柔軟剤に含まれる成分により、パイルが地糸から抜けやすくなってしまうためです。
これは「くしゅくしゅケット」に限らず、タオルケットなどパイル状のアイテムに共通する特徴なので、ぜひ覚えておいてくださいね。
反対に、1〜2回柔軟剤を使用せずにお洗濯をすると地糸がきゅっと引き締まるそうで、それ以降は柔軟剤を使用してのお洗濯も可能になりますよ。
また、使用前に匂いが気になったときは、水洗いではなく天日干しをするのも効果的です。
3種類それぞれの素材や手触り、メリット、デザインなどの違いを比較しながら、毎日使いたいお好みのアイテムを見つけてくださいね。
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