昭和西川では、1人ひとりの頭・首の形状や睡眠のお悩みに合わせたオーダーメイドのまくらを作成できる「まくらぼ」のオーダーメイドまくらギフト券を販売しています。
昭和西川全店(旧まくらぼ店)で使えるこちらのチケットは、大切な人の誕生日や還暦祝い、あらゆる記念日やクリスマスなどのイベント、父の日・母の日・敬老の日など、特別なシーンでプレゼントにもおすすめ。
今回は、筆者が実際に昭和西川の直営店へ行き、ギフト券を使って「まくらぼ」のオーダーメイドまくらづくりを体験してきました! 本記事では、その様子をレポートします。
睡眠学を知り尽くした「マクラマイスター」による丁寧なヒアリングからまくらの完成・お渡しまで、まくらづくりの流れをわかりやすく解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
1.ヒアリング
まずは睡眠に関する悩みごとや現在使っている寝具についてなど、オーダーメイドまくらを作るのに欠かせないパーソナル情報をカウンセリングシートに記入していきます。
肩こり・腰痛・イビキ・冷え性など体調のお悩みや中途覚醒など睡眠に関するお悩み、さらに現在使っているマットレスの硬さやお好みのまくらの形状・高さまで細かく伝えることができるのがポイントです。
記入したカウンセリングシートを見ながら、実際にヒアリングしてもらいつつ「マクラマイスター」による睡眠アドバイスも聞くことができますよ。
筆者は長年の肩・首の痛みや寝起きの身体のだるさを相談し、まくらの高さが合っていないかもしれないことを教えてもらいました。
2.測定
次は、オーダーメイドまくらの作成にあたり重要となる身体の測定をしていきます。
計測するのは首のS字の深さ・首筋から肩先の長さ・後頭部の形。大きな定規など本格的な計測器が登場しちょっぴり緊張しますが、「マクラマイスター」の素早く的確な計測はものの1〜2分で完了!
計測結果を見ながら、平均と比べてどの程度の数値なのかも教えていただくことができます。筆者は頭の丸みを褒めていただき、意外な結果に嬉しくなりました。
3.中材選び
続いては、まくらの中に入れる中材選び。
店内で展示しているビーズやパイプ、わたなど、9種類の中材から好きなものを選びまくらに入れることができます。まくらの中には8つのポケットがあり、各ポケットごとに違う種類の中材を入れることも可能。まくらの硬さを決める、大切な工程です。
展示している中材はそれぞれの特徴が記載されており、実際に手で触れてみることも可能。
たとえば、「コルマビーズ」は流動性があり通気性が高く固めなので汗のかきやすい部分に。「ソフトパイプ」は柔らかめでフィットしやすいので首元に。……と、じっくり吟味しながら納得のいく素材を選んでくださいね。
自身で好きな中材を選べるのはもちろん、カウンセリングの際に相談したお悩みやお好みを考慮したおすすめを教えてもらうのも◎。
筆者はオーダーメイドまくら初心者なので、一通り中材を触ってみたものの選びきれず……今回は「マクラマイスター」のチョイスでつくることにしました!
4.まくらの作成
中材が決まったら、いよいよまくらをつくっていきます。
まくらのファスナーを開き、内側にある8つのポケットに選んだ中材を注入していく「マクラマイスター」。
ビーカーとじょうごを使いながら手早く中材を入れていくその手さばきは、バーのカクテルづくりを思わせるような華やかさがあり思わず見入ってしまいます。
ぺたんこの布だったところから、5分程度でまくらが完成しました!
5.フィッティング
まくらができあがったらフィッティングへ。店舗に用意されているベッドに横たわり、完成したまくらを試してみます。
今回、筆者がつくっていただいたのは高さ4cmのまくら。実際に寝てみて違和感がないかや、身体のラインが正しい位置に来ているかなどをチェックしていただき、高さを2mm単位で微調整していただくことができますよ。
もう少し高さを上げようか相談したところ、普段使っているマットレスが柔らかめである点を考慮し、お家で使う際には体が沈み込んでまくらが少し高く感じられるであろうことまで予測していただきました。プロの技に感服!
微調整が終了したところで、「マクラマイスター」直々にオーダーメイドまくらの使い方を教えていただきました。
【お好みの寝心地はどれ? 両面使えるまくらが完成!】
まくらは表面、裏面どちらも使うことができ、それぞれ違った寝心地を楽しめるのだそう。
まず、表面の狭いポケット側は、首をしっかり支えられる仕様、
広いポケット側は首から後頭部までなだらかな面で支えられる仕様との事。
「マクラマイスター」は広いポケット側が使いやすいとのことで、首が長めの方にもおすすめしたいと教えてくださいました。
また、裏面はキルティングになっており、凹凸が少ないので寝返りが打ちやすいつくりになっています。
どの面も同じ高さで統一されているので、実際に毎日の眠りの中でしっくりくる場所をお好みで選んでほしいとのことでした。
筆者はオーダーメイド枕の作成から1ヶ月が経過しようとしていますが、今のところ「マクラマイスター」も推していた表面の広いポケット側で眠るのがお気に入り。
両サイドが少しだけ高くなっており、横向き寝をしたいときはそこに頭を乗せると心地良いです。
さらに、オーダーメイド枕にはクッション性のある1cmの調整シート(ウレタンシート)が2枚ついてくるので、これを入れて自分で高さを調整することも可能。自宅へ持ち帰ったあとも微調整できるのが嬉しいですよね。
6.完成したまくらのお渡し
ということで、最後は完成したオーダーメイド枕のお渡し。
「マクラマイスター」の的確なアドバイスと技により、およそ60分ほどで自分だけの特別なまくらができあがりました!
まくらがすっぽり入る専用のショッパーに入れて渡してもらえるので、お持ち帰りも楽々。実はこの袋、後ろにキャリーケースにセットできるバンドもついているので、遠方からお越しいただいた方もご安心ください。
【お手入れ簡単♪ お家で丸洗いできる!】
オーダーメイド枕は、お家で丸洗いが可能!
<お洗濯の手順>
1.調整シートを入れている場合は、まくらのファスナーを開いて取り出す。中材は取り出さず、そのままでOK。
2.まくらのファスナーを閉め、洗濯ネットに入れて水洗い。。
3.ファスナーを開き、まくらを大きく開いた状態で干す
4.乾いたらファスナーを閉め(調整シート有りの場合は入れ直し)、完成!
▲このように開くことができます!
家へ持ち帰ったあとも清潔に使用することができるのが嬉しいですね。
【メンテナンスがずっと無料なのが嬉しい!】
さらに、オーダーメイド枕は高さ変更のメンテナンスが永年無料!
どの店舗でもメンテナンスに持ち込むことができるので、転居などで生活スタイルが変わったときも安心です。
初回のメンテナンスは1週間から1ヶ月の間に行っておくと、作成したまくらが自身の身体に合っているかどうか確認がしやすいそうですよ。
それ以降も、高さに違和感を感じたり、体調に変化があったりしたタイミングでメンテナンスへ持ち込んで使いやすいまくらを保ってくださいね。
ちなみに、メンテナンスの際には中材を変更することもできるのだそう。
ユーザーの中には、子どものころに作ったオーダーメイド枕を、成長に合わせて高さや中材の変更を行いながら10年以上利用している方もいらっしゃるのだとか。
自宅でのお洗濯と店舗でのメンテナンスを取り入れながら永く使えるまくらなので、コストパフォーマンスも抜群です。
メンテナンスも手厚い「まくらぼ」のオーダーメイド枕で、ぜひ身体への負荷が少ない快適な睡眠を手に入れてくださいね。
★昭和西川の公式YouTubeでは、オーダーメイド枕づくりの様子をよりリアルに体感できるショート動画も公開中! どんなまくらをつくりたいか、シミュレーションしながらチェックしてみてください。
https://youtube.com/shorts/uDpwUlH56GM?si=HJvULiB8P_bcjiX3