梅雨時期になるとジメジメして、寝苦しさを感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
睡眠の質が低下することで、自立神経が乱れ、心身共に疲れやすくなることを「梅雨だる」というそうです。今回は、睡眠の質が低下しやすい梅雨時期の快眠法をご紹介します。
「梅雨だる」にならない為にも、是非参考にしてみてください。
温度・湿度の調整
睡眠の質が下がる原因のひとつが湿度と寝具の関係にあるといわれています。
寝具内の温度が上昇すると、無意識のうちに寝返りを打って寝具内の湿度を調整するそうです。しかし、梅雨時期は部屋全体の湿度が高いために、寝返りをうっても湿度の調整が難しくなります。
また、人は寝ている間にコップ1杯くらいの汗をかくと言われています。汗で放熱されて深部体温が下がることでも眠りにつながりますが、湿度が高いと汗をかいても蒸発せず体内の熱が発散されません。
その為、梅雨時期は寝苦しさを感じたり、夜中に目覚めやすい傾向にあります。
快眠のための寝室の湿度は、1年を通して50から60%と言われています。梅雨の時期は、地域差はありますが湿度が80%を超えることもあるので、除湿対策は欠かせません。エアコンの除湿モードや除湿機を利用して湿度をコントロールしましょう。
目覚まし時計のような形をした、コンパクトな温度・湿度計がありますので、ひとつ持っておくのもおすすめです(1000円程度で購入可)。
寝具の湿気対策
梅雨時期は、寝ている間にかく汗だけではなく、外気に含まれる湿気も吸い込むため、寝具に湿気がこもりやすくなります。
こまめに天日干しをすることが理想ですが、梅雨時期はそれがなかなか叶いません。不快感だけではなく、カビやダニなどが繁殖するリスクも高まります。部屋の空気が不衛生になると、睡眠が浅くなる原因にもなる為、いつも以上に湿気対策が重要となります。布団乾燥機や除湿シートなどを活用しましょう。
梅雨時期にもおすすめな、昭和西川の寝具をご紹介します。
洗える除湿パッド
●商品説明
日本製。高吸放湿繊維「モイスファインR」使用 ふとん下の湿気対策におすすめです。
モイスファインRはウールの3倍、コットンの5倍以上の吸湿性能があり、繊維の中では最高レベルの値を示しています。
裏面にダブルラッセル生地を貼り合わせています。一般的なメッシュ生地に比べてより立体的な厚みがあり、床との接触面の通気性に優れています。また環境条件に応じて吸湿と放湿を繰り返すので、年間を通してのご使用がおすすめです。
●使い方
白い面を上にして、敷き布団やマットレスの下に敷いてお使いください。
湿気の吸収は爽やかセンサーでお知らせします。ブルー色の部分が薄ピンク色に変化したら干してください。天日の下で3時間ほど干していただくことをおすすめします。
●商品レビュー
特に梅雨時期に心配な湿気対策。この除湿パッドは、布団の下やマットレスの下に敷くだけなので、簡単に湿気対策ができます。
私はムアツマットレスの下に敷いて使いました。大きさは、ムアツマットレスと同じダブルサイズを選びましたが、除湿パッドは、マットレスよりもひとまわり小さめでした。使用中はもちろんですが、たたむ時にも除湿パッドがマットレスからはみ出ることなく、良い感じに折り畳めるのでちょうどよかったです。
また湿気の吸収度合いが爽やかセンサーで把握できます。ブルー色の部分が 薄ピンク色に変化したら干すタイミング。我が家では布団乾燥機を利用しますが、タイミングがひと目でわかるので、安心して利用できます。水洗いOKなので、家で気軽に洗えて清潔を保てるのも嬉しいです。
抗菌防臭加工もされているので、汗の臭いはもちろん、カビ対策もバッチリですね。梅雨時期以外も、意外と汗をかいているようなので、1年中活躍しそうです。繰り返し使えるのでコスパの良さも感じました。