買い替えのサイン?羽毛ふとんの寿命の見極め方

2024年2月28日

あなたは、羽毛ふとんに寿命があることをご存知ですか?
もしも、購入した時に比べて「ボリュームがなくなってきた」「暖かさがなくなってきた」と感じることがあれば、その羽毛ふとんは寿命を迎えている可能性が高いです。 寿命を迎えた羽毛ふとんを使い続けると、睡眠の質が落ちて疲れが取れにくいなど、体に悪い影響を与えてしまうことがあります。
なので、快適な睡眠をとるためには新しい羽毛ふとんに変えることがおすすめですが、本当に寿命を迎えているのか、見極めが難しい場合もありますよね。 今回は、羽毛ふとんの寿命や買い替えのタイミングの見極め方、新しい羽毛ふとんの寿命を伸ばすためのお手入れの方法についてご紹介します。

羽毛ふとんの寿命について

羽毛ふとんの寿命は、使用されている羽毛や使用されている側生地の種類にもよりますが、平均すると10年から20年と言われています。
しかし、使用している環境や保管方法によっては、寿命が10年以下になる場合、また20年以上使用できることもあるので、使用している期間よりも、これからご紹介する羽毛ふとんの状態で判断することがおすすめです。

羽毛ふとんの寿命を縮める要因は?

羽毛ふとんが寿命になる理由には、羽毛がダメになってしまった場合と側生地が傷んでしまった場合の2つの可能性がありますが、それぞれ寿命を縮める原因は違います。 続いて、どうして羽毛ふとんが早く寿命を迎えてしまうのか、その原因についてご紹介します。

羽毛が寿命を迎えてしまった場合

羽毛が寿命を迎えてしまった場合の大きな原因は、使用していた環境です。 羽毛ふとんは、1枚で使用することも多いので他のふとんに比べると、汗や皮脂を吸収してしまうことが多くあります。
収納する前にクリーニングに出していても、羽毛の汚れは蓄積されていくので、特に汗をかきやすい方の羽毛ふとんは、寿命が短くなってしまう傾向があります。

側生地が寿命を迎えてしまった場合

側生地が早く寿命を迎えてしまった場合の大きな原因は、保管していた環境です。
羽毛ふとんの側生地は、快眠のために繊細な生地を使用していることが多いので、乱暴に扱ってしまうと生地を傷めてしまうことがあります。 特に、シーズンオフの期間中通気性の悪い環境で保管していたり、ふとん圧縮袋で保管している羽毛ふとんは、寿命が短くなってしまいがちです。

羽毛ふとんの寿命を判断する3個のサイン

今、使っている羽毛ふとんが寿命かどうなのか…判断するのは難しいですよね。 羽毛ふとんの寿命を見極めるには、いくつかのサインがありますが、今回は3つ取り上げてみました。

1.羽毛ふとんを掛けていても暖かくない
2.羽毛ふとんから羽毛が吹き出してきた
3.羽毛ふとんがくさい

この中の1つでも当てはまる場合は、羽毛ふとんの寿命がきているかもしれませんね。それぞれのサインについて解説していきます。

1.羽毛ふとんを掛けていても暖かくない

買ったばかりの頃に比べて、羽毛ふとんの暖かさが半分以下になってきたと感じる時は、寿命がきているサインです。
この場合は、羽毛が限界を迎えているので、リフォームや買い替えを検討するのがおすすめです。

2.羽毛ふとんから羽毛が吹き出してきた

羽毛ふとんから羽毛が吹き出してきていることも、寿命のサインです。
この場合は、側生地を直すのみで済むこともあるので、リフォームを検討してみるのがおすすめです。

3.羽毛ふとんがくさい

クリーニングに出してから収納しているのにくさい。と感じる時も、寿命が近いサインです。
この場合は、中の羽毛に汚れが蓄積され、臭いを発していることが原因なので、リフォームや買い替えを検討するのがおすすめです。

羽毛ふとんの寿命に限界がきたら?

羽毛ふとんが寿命になっているけれど、中には「この羽毛ふとんには、思い出が詰まっているから手放したくない」「まだ数年しか使っていないのに処分するのはもったいない」ということもありますよね。そんな時はリフォームを検討してみませんか?

リフォームする

羽毛ふとんのリフォームとは、使用していた羽毛ふとんの中身を洗浄、足りなくなってしまった羽毛を補充、側生地を新しいものに交換して新しい羽毛ふとんに生まれ変わらせることです。

【メリット】
・環境に優しい
・大切なふとんの思い出を残すことができる

【デメリット】
・買い替えよりも高くなってしまうこともある
・リフォーム中は使用することができなくなるので、オフシーズンに行わなくてはなりません

品質の高い羽毛の寿命は30年と言われていますが、現代では、品質の高い羽毛はかなり貴重な存在へと変化しています。 羽毛ふとんのリフォームは、状態が良い羽毛は再利用するので、今までと同じ高品質な羽毛ふとんが手に入れられるのが大きな魅力です。
西川ストアの羽毛ふとんリフォームは、寝具のプロが、お客様の羽毛ふとんの状態に合わせてリフォームのプランをアドバイスいたします。ぜひお気軽に、お電話やメールにてお問合せください。

リフォームでもダメなら、買い換える

羽毛ふとんをリフォームしようと思ったけれど、値段が高い。リフォームが不可能だったという場合は、新しい羽毛ふとんを購入するのがおすすめです。
西川ストア公式本店では、豊富な種類の羽毛ふとんを取り揃えております。リーズナブルなものから高級なものまで、こだわりが詰まったイチオシ商品がたくさん!ぜひ、お好みの羽毛ふとんを探してみてくださいね。
羽毛ふとんのご購入はこちら

また、古くなった羽毛ふとんは、粗大ゴミとして処分する方法とリサイクルするという2つの方法があります。もしも、粗大ゴミとして出すのが大変という方は、古いふとんの引き取りサービスを行っている会社もあるので、処分をする前に探してみてはいかがでしょうか。

羽毛ふとんの寿命を伸ばす!おすすめのお手入れ方法

羽毛ふとんの寿命を伸ばすためには、羽毛ふとんの寿命を縮める要因は?で紹介した2つの要因を防ぐことがカギとなります。
でも、実際はどうやればいいのかわからないと疑問に感じる方もいらっしゃるでしょう。最後に、羽毛ふとんの寿命を伸ばすおすすめのお手入れ方法を3つご紹介します。

1.正しい干し方で羽毛ふとんの寿命は伸びる

天気がいい時は羽毛ふとんを干したい!と思うことがあると思いますが、間違った干し方は、羽毛ふとんの寿命を縮めてしまうことがあります。簡単なポイントをおさえるだけで羽毛ふとんの寿命は伸びるので、干す時はぜひ意識してみてくださいね。
羽毛布団の正しいお手入れ方法 ~干し方・洗濯編~はこちら

2.羽毛ふとんの保管に大事なのは潰さないこと

羽毛ふとんの寿命を伸ばすためには、通気性の確保と空気の層を潰さないことが大事です。ふんわりとした状態で収納することで、来年もフワフワの羽毛ふとんを守ることができます。今年から圧縮袋を卒業してみませんか?
羽毛布団の正しいお手入れ方法 ~しまい方編~はこちら

3.収納バッグは不織布製がおすすめ

今まで羽毛ふとんを保管するのには圧縮袋を使用していたから、新しい収納バッグを購入したい方は、不織布でできている収納バッグを選ぶことがおすすめです。不織布でできた収納バッグは、通気性に優れているので、次の季節まで安心して保管することができますね。また、サイズも重要になってくるので、購入する前に畳んだ後のサイズを測っておくことをおすすめします。
羽毛ふとん用収納バッグ「SUYA-LAB/スヤラボ」は、通気性の良さだけでなくシングル・ダブルと2つのサイズを収納することができます。3枚セットなので、家族分の羽毛ふとんを収納したい方におすすめです。

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羽毛ふとんの寿命は伸ばせる!いつまでも大切な羽毛ふとんを使うために

羽毛は天然の素材なので、いつかは寿命がきてしまいます。ですが、高品質の羽毛の寿命は30年と言われているので、正しいお手入れをすることで30年まで使用できるということにもなりますよね。
実際に西川ストアでも、10年以上使った羽毛ふとんのリフォームを承ることがありますが、羽毛自体のダメージを感じないものがたくさんあります。
羽毛ふとんの寿命のチェックポイントは、羽毛の状態の悪化と羽毛の吹き出しです。もしも、あなたの羽毛ふとんにこの症状がでていたら、残念ながら寿命なのかもしれません。
思い出が詰まったふとんとの別れはさみしいですが、新しいふとんで心地よい睡眠を手に入れませんか?

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