現代の日本の寝室事情は、ふとん派よりもベッド派が多いそうです。
引用元:株式会社AlbaLink「ベッドと布団に関する意識調査」
畳よりもフローリング床が多くなっていることもあり、500人中5割以上がベッドで眠っているようです。
でも、ふだんから敷きふとん派の方はもちろん、来客があったときや子どものお昼寝時など、フローリングに敷きふとんを敷く機会って意外とありますよね。
この記事では、フローリングに敷きふとんを直接敷くメリットやデメリットを解説したうえで、フローリングの部屋でも快適に眠るための対策と、上手な敷きふとん選びのポイントをご紹介します。
フローリングでも快適に眠れる敷きふとんをはじめとした寝具アイテムもご提案するので、敷きふとん派の方や敷きふとんの購入検討中の方は必見です!
目次
フローリングに敷きふとんのメリットとデメリット
敷きふとんを直接フローリングに敷くことには、いい点も悪い点も存在します。
まずは、フローリングで敷きふとんを使うメリットとデメリット、両方の側面を確認しておきましょう。
メリット
1.部屋を広く使える
フローリングの部屋にはベッドを置くことが多いですが、直接ふとんを敷けば、ベッドフレームがないぶん幅をとりにくいためスペースを広々と使えるのが利点です。
また、敷きふとんならサッと敷いてサッと片付けられるので、部屋のレイアウトも自由度が高くなります。
ふとんを敷く場所も気分で変更できるので、急きょ来客があったときや子どもと寝たいときなども融通が効きやすく便利です。
2.転倒や落下の心配がない
かたいフローリングでも、直接ふとんを敷けば床との高低差が少ないので転倒や落下でケガをする心配がありません。
とくに赤ちゃんや小さなお子さま、高齢の方、ペットと一緒に眠っている方は、ベッドのような高低差がないのは安心ですね。
3.夏場涼しい
敷きふとんをフローリングに敷くと、暑い時期の寝苦しさをやわらげてくれる可能性があります。
冷たい空気は床に近い低めの位置にたまりやすいため、夏場はベッドで眠るよりも涼しく快適な睡眠環境を保ちやすいといえるのです。
引用元:株式会社AlbaLink「ベッドと布団に関する意識調査」
実際に、ふとん派の人からも、敷きふとんで眠る理由として似た内容が挙がっています。
デメリット
1.通気性が悪く、湿気で不衛生になりやすい
敷きふとんをフローリングに直接敷くと、床とふとんの間に隙間ができず、通気性が低くなります。
すると、人が寝ている間にかくといわれているコップ約1杯ぶんの汗が敷きふとんに吸収され、床との間に湿気がこもりがちに。
とくに冬や寒い時期はその湿気が床付近の冷気によって結露しやすく、不衛生な環境を招いてしまいます。
そんな湿気、人の体温、ダニのエサとなるホコリや皮脂が集まる敷きふとんはカビやダニにとって好条件。
カビやダニの発生リスクを高めてしまうことにもつながるので、アレルギー体質の方はより注意が必要です。
2.底つき感が睡眠の質に影響
ふとんやマットレスで寝ているのに、身体に床やベッドの硬さが感じられることを「底つき感」といいます。
底つき感のある睡眠環境では、特定の部位に体圧がかかったり、正しい寝姿勢を保てなかったりと身体に負担をかけやすく、身体の痛みが出てくるなど睡眠の質低下を招く恐れも。
とくに、硬いフローリング素材と薄い敷きふとんは、畳や厚みのあるマットレスよりもクッション性が低いことが多く、底つき感を感じやすくなる組み合わせといえます。
お使いの敷きふとんにへたりを感じている場合や、敷きふとんを敷いてみて身体に硬いフローリングの感覚が感じられる場合、いつも眠っていて肩、首、腰などに違和感を感じやすい方、しっかり体重がある方などは注意してください。
3.ホコリっぽさを感じやすい
フローリングに敷きふとんを敷いて眠るなら、ホコリっぽさを感じやすいという点にも留意しましょう。
一般的に、ホコリやハウスダストは床から近い低めの位置(床から30cm以内)に多く浮遊しているそうです。
フローリングに敷きふとんを敷くと、床に近い環境で眠ることになるので、就寝時にホコリっぽさを感じたり、ホコリを吸い込んでしまったりしやすくなります。
また、前の項目でも解説したように、フローリングと敷きふとんの組み合わせは、通気性の悪さなどからダニが発生しやすい環境です。
くわえて、ダニはホコリをエサとする生き物。さらにホコリやハウスダストにはダニの死骸やフンが含まれていることもあります。
ダニの死骸やフンなどはアレルゲンになりやすく、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、気管支ぜんそくなどの症状を引き起こす可能性も。
アレルギー体質の方や喘息を持っている方、皮膚の弱い方、呼吸器にトラブルが起きやすい乳幼児や高齢の方などは、とくに注意が必要といえるでしょう。
4.寒さを感じやすい
フローリングに敷きふとんを敷いて眠ることのメリットとして、夏場の涼しさを挙げました。冷たい空気は床に近い位置にたまりやすいからです。
しかし反対に、冬場はこの床付近の冷気によって、寒さを感じやすくなってしまうのです。
フローリングは熱伝導率が高いため、とくにひんやりと冷たくなります。
そんなフローリングに直接ふとんを敷くと、敷きふとん自体にも冷えが伝わってしまうという仕組みです。
眠るときに寒さを感じると、身体がこわばってリラックスできず、寝つきの悪さや中途覚醒を招くことがあります。とくに寒がりの方、冷え性の方などは注意してくださいね。
フローリングでも快適に寝るための対策とふとん選び
ここまで読んで、「メリットよりもデメリットが多いし、フローリングに敷きふとんを敷くのはやめたほうがいいのかも……」と悩まれた方もいるかと思います。
でも大丈夫。
快適な睡眠を妨げてしまうフローリングで眠る際のデメリットは、誰でもすぐに取り入れられる対策と上手な敷きふとん・寝具選びによってカバー可能です!
ここからは各デメリットへの対策方法と、デメリットをカバーするために取り入れたい敷きふとんや寝具アイテムをご紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
1.湿気への対策
フローリングと敷きふとんの間にこもる湿気は、ダニやカビ発生の原因となり、不衛生なだけではなく健康にもリスクが及ぶ原因にもなります。
そんな湿気対策には、換気が重要!
⚫︎定期的に干す、上げ下ろしをする
敷きふとんをフローリングに敷いても湿気をためずに快適に眠るには、毎日のふとんの上げ下ろし、風通しのよい場所で定期的に干す、ふとん乾燥機を使用するなど、敷きふとんの湿気を放出させることが大切です。
⚫︎すのこの活用
敷きふとんの下にすのこを敷くのも、湿気対策に効果的です。フローリングと敷きふとんの間に隙間をつくることで、通気性を確保できるようになります。
⚫︎除湿シート・除湿パッドの利用
除湿シートや除湿パッドも湿気対策に活躍するアイテムです。
フローリングと敷きふとんの間に吸湿性のある除湿シートや除湿パッドをはさむことで、湿気を吸収できます。
このような除湿アイテムは定期的な乾燥が必要な場合が多いので、お手入れ方法をよくチェックしてから使用するようにしましょう。
たとえば、昭和西川で販売している「洗える除湿シート」なら、湿り具合をお知らせしてくれる吸湿センサーがついているので、センサーが変化したら干せばOKです。
また、昭和西川の「洗える除湿シート」は何度も繰り返し使えるシリカゲルを使用していて、自宅の洗濯機で丸洗いも可能なので、経済的&衛生的なのもおすすめポイント。
フローリングに敷きふとんを敷くときはもちろん、ベッドマットレスや押入れ・クローゼットの除湿用としても使用できますよ。
※吸湿センサーは洗濯できません
※センサーの色がブルーから変化したら干し時です。天日干しでブルーに戻ればOkです。(目安としてご使用ください)
【洗える除湿シート】
https://www.nishikawa-store.com/products/mdse23002
2.底つき感への対策
フローリングに敷きふとんを敷くと、フローリング床ならではの硬さや、ふとんのへたり具合によって底つき感を強く感じやすいことがあります。
底つき感への対策には、適度な厚みの寝具を使うのが良いでしょう。
⚫︎厚みのある敷きふとんをチョイス
高反発や多層構造など、体圧分散性に優れた機能を備え、かつ一定の厚みがある敷きふとんを使用することで身体と床の距離を離し、フローリングでも底つき感を軽減して快適に眠りやすくなります。
⚫︎敷きパッドを使う
敷きふとんの買い換えが難しい場合は、現在の敷きふとんの上に、体圧分散機能やクッション性のある敷きパッドを重ねて厚みを補うのもひとつの対策方法です。
でもやっぱり、毎日の上げ下ろしやお手入れを考慮すると、敷きふとん1枚で底つき感のない厚みを叶えられるほうが便利ですよね。
昭和西川が展開する「5層クッション敷きふとん」「ファインバランス4層敷きふとん」「軽量ウレタン敷き布団」の3つの敷きふとんなら、どれも適度な厚みで身体を支え、気になる底つき感を軽減します。
厚みを求めるなら3つのなかでいちばん厚みがある「5層クッション敷きふとん」、衛生面もカバーしたいなら防ダニ・抗菌防臭機能つきの「ファインバランス4層敷きふとん」、持ち運びが多い場合や上げ下ろしのしやすさを重視したい場合は軽い「軽量ウレタン敷きふとん」がおすすめですよ。
とくに、「5層クッション敷きふとん」はお客様レビューで★4.6※2026年8月18日現在 の高評価を獲得しているアイテム!
どれを選ぶか迷ったときは、レビューに挙がっているユーザーのみなさまの感想や推しポイントといった声も参考に選んでみてはいかがでしょうか。
各商品詳細やお客様レビューは以下のリンクからご覧ください。
【5層クッション敷きふとん(たっぷりボリューム)】
https://www.nishikawa-store.com/products/sfpe23001
【ファインバランス4層敷きふとん】
https://www.nishikawa-store.com/products/sfpe24001
【軽量ウレタン敷きふとん】
https://www.nishikawa-store.com/products/sfpc23008
3.ホコリっぽさへの対策
フローリングに敷いた敷きふとんで眠ると、床に近い環境のため、ハウスダストをふくむホコリの影響を受けやすくなります。
ダニの死骸やフンが混ざったホコリはアレルギー症状の原因になる可能性もあるため、清潔な環境を保つことが必要です!
⚫︎空気をきれいに保つ
敷きふとんを敷きっぱなしにしてダニを繁殖させない、定期的に部屋を換気してハウスダストを外に逃す、空気清浄機でハウスダストを除去するなど、睡眠環境を清潔にすることを心がけましょう。
⚫︎ふとんのお手入れ
定期的に干す、カバー類を洗濯する、ふとん乾燥機を使う、掃除機で吸うなどのお手入れを欠かさないことは、ホコリやハウスダストの除去、ダニの抑制につながります。
⚫︎洗える寝具や、ハウスダスト対策に特化した寝具を使用
お手入れと同時に、洗える寝具やハウスダスト対策ができる寝具を取り入れるのも手です。
たとえば、昭和西川の「SNフレッシュプロ」シリーズなら、寝具の清潔を保つための工夫が随所に施されているからハウスダスト対策にぴったり。快眠セラピスト/睡眠環境プランナーの三橋美穂さんもおすすめするハウスダスト対策寝具です。
敷きふとんはもちろん、洗える掛けふとんやカバー類、ベッドパッドなどもラインナップしているので、シリーズ使いをすればより効果的ですよ。
<「SNフレッシュプロ」シリーズのハウスダスト対策ポイント>
①高密度織りのマイクロファイバー
「SNフレッシュプロ」シリーズのアイテムは、マイクロファイバーを束ねた糸(タテ糸)で高密度に織り上げた生地で、ダニの侵入を防ぎます。
生地が丈夫で糸切れしにくいので、ホコリもたちにくくなっています。
それでいて肌触りが優しいのも特長です。
②清潔に保つための加工
アレル物質を低減する昭和西川独自の「SNフレッシュ加工」と、バクテリアの繁殖を抑える抗菌防臭の「ポリジン加工」で、清潔を保ちます。
“加工”とはいえミネラルを含んだ天然原料を使用しているから、毎日の使用にも安心。
ダニや花粉をはじめとしたハウスダスト対策をお考えの方にはぜひおすすめです。
③丈夫でお手入れかんたん
高密度織りの「SNフレッシュプロ」シリーズは丈夫で長持ち。
とくに掛けふとんやカバー類は洗濯機で洗えるので、お手入れも簡単。
気軽に洗濯ができるから、清潔を保ちやすいんです。
そんな「SNフレッシュプロ」シリーズのなかでも、「ノンキルト敷きふとん」はフローリング派の敷きふとんにとくにおすすめ!
ミシンの針穴がないノンキルト仕様のため、縫い目からダニや花粉といったハウスダストが侵入しづらくなっています。
さらに、レーヨン20%混なので、吸湿性・吸水性が高いのも注目してほしい特長。汗を素早く吸い取ってサラサラが続くので、湿気対策の一貫にも良いでしょう。
さらに、「ノンキルト敷きふとん」は7cmとしっかりした厚みがあるので、ハウスダストと同時に底つき感対策も叶います!
【ノンキルト敷布団 ハウスダスト対策寝具】
7㎝ほどの厚さあり、ノンキルトだと埃やダニ入りにくい
https://www.nishikawa-store.com/products/sfac23001
★ハウスダスト対策寝具 SNフレッシュプロシリーズ
特集ページ:https://www.nishikawa-store.com/pages/f_snfreshpro
★「SNフレッシュプロ」シリーズの特長を動画でチェック!
4.冷気・寒さへの対策
冷気は床に近い低めの位置にたまりやすく、さらにフローリング素材は熱伝導率が高いため、夏は涼しい一方で冬はふとんに冷気が伝わり寒さを感じやすくなります。
冬も敷きふとんをフローリングに敷いて快適に眠るには、温度調整アイテムを取り入れるのがかしこい対策!
⚫︎すのこの活用
フローリングに近いほど冷気が伝わりやすくなるので、すのこを使って高さを出すと良いでしょう。敷きふとんがフローリングに直接触れないだけでも効果が得られるはず。
⚫︎断熱マットの使用
フローリングと敷きふとんの間にアルミシートやウレタン素材など断熱性が高いマットを敷くことで冷気を遮断できます。体温も逃しにくくなるため、あたたかさを保ちやすくなりますよ。
⚫︎敷きパッドでの温度調整
敷きパッドを使うのも、とてもおすすめな冷気・寒さ対策の方法です。
敷きふとんに敷きパッドを重ねることでフローリングからの冷気を物理的にブロックできるため、身体のうえに毛布やふとんを何枚も重ね掛けするより、効率的な寒さ対策が叶います。
保温性アップはもちろん、敷きパッドの素材によっては敷き寝具全体の厚みも増して、底つき感対策も兼ねられますよ。
★掛けふとんや毛布を何枚も掛けるのはNG!?
寒いと、つい身体の上に毛布や厚手のふとんを何枚も重ねたくなってしまいますよね。
「敷きパッドを用意するよりも、もう1枚掛けるものを追加するほうが手っ取り早いし、あたたまりそう」と思う方もいらっしゃると思います。
しかし、じつはふとんの掛けすぎは逆効果なんです。
何枚もの掛けふとんや毛布で身体を圧迫すると、あたたまるどころか血行が妨げられたり、寝返りが打ちにくくなったり、かえって快適な睡眠を妨げてしまうと言われています。
敷きパッドなら、体に負担をかけず、床からの冷気も防ぎながらじんわりと温かな睡眠環境をつくれるのです。
とくに寒い時期には、あったか素材の敷きパッドで冷気を遮断して快適な睡眠環境を保ちませんか?
昭和西川では、あたたかく肌触りも心地よいフランネル素材の敷きパッドを展開しています。
「[Warm Liv] 富士山溶岩熱パットシーツ」はすぐれた蓄熱保温性と吸湿発熱性、「マイクロフランネルパッドシーツ プレーン」はなめらかな感触とふんわりあたたかな毛足が特長。
どちらも家庭でお洗濯できるので、清潔に保ちやすいのも推しポイントです。
とにかくあたたかさを求める方は「[Warm Liv] 富士山溶岩熱パットシーツ」、サイズやカラー展開の豊富さやお手頃さなども重視したい方には「マイクロフランネルパッドシーツ プレーン」がおすすめ。
【[Warm Liv] 富士山溶岩熱パットシーツ】
https://www.nishikawa-store.com/products/pphc24001
【マイクロフランネルパッドシーツ プレーン】
https://www.nishikawa-store.com/products/pphe23002
【まとめ】デメリットを上手にカバーして、フローリングでも快適な睡眠を
メリットがある一方で、湿気、底つき感、ホコリ、寒さなどのデメリットも感じやすいフローリング×敷きふとんの組み合わせ。
フローリングでも敷きふとんを敷いて快適に眠るためには、これらのデメリットを軽減するための対策を講じるのが大切です。
湿気対策には除湿パッド、底つき感対策には厚みのある敷きふとん、ホコリ対策にはハウスダスト抑制効果のある寝具の使用、寒さ対策にはあたたかい素材の敷きパッド……といったように、記事内で紹介した対策方法や便利なアイテムも活用しながら、快眠環境をつくってみてくださいね。








