羽毛布団おすすめの選び方

軽くて暖かい羽毛布団は、季節に合わせて厚みを使い分ければ1年中快適に使える優秀な掛け布団です。羽毛の種類や量によって保温性や弾力性が変わるため、羽毛布団の選び方で寝心地や睡眠の質が大きく左右されます。
ここでは、季節に合わせた羽毛布団の種類・サイズのご案内と、羽毛(ダウン)の種類や選び方、おすすめの商品ランキングをご紹介します。

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★ 羽毛布団の選び方とは?

羽毛布団は選び方で寝心地が全然違います。羽毛布団を選ぶ際には、「羽毛の種類」「ダウンの量と弾力」「側生地の種類」「キルト加工」の4つのポイントを押さえておくとよいでしょう。
また、選び方のポイントは、「ダック?グース?羽毛の種類と選び方、徹底解説!」でも詳しく解説しています。

1:羽毛の種類

羽毛布団は、中身の羽毛の種類によって寝心地やあたたかさが変わります。
羽毛にはダック・グース・マザーグースといった種類があり、主な違いはダウンボールの大きさです。一般的に、ダックよりもグース、グースよりもマザーグースの方がダウンボールも大きくなります。ダウンボールの大きな羽毛は、たっぷりと空気を含むので、「保温力」や「かさ高」に優れた布団が出来上がります。
ダックはお求めやすくコストパフォーマンスが高い羽毛だと言えますが、ダウンボールが小さいため、ボリュームを出そうと詰め物の羽毛を増やすと重くなり、空気層が少なくなるデメリットがあります。
ダックと比較すると少し高価なグースは、ダウンボールが大きく、毛足が長くしなやかなため、ふかふかとボリュームのある羽毛布団が出来上がります。草食の水烏なので臭いが気になる心配が少ないのも嬉しいところです。
マザーグースは、ダウンボールがグースよりも大きく、同じ羽毛の量でも軽くてよりボリュームのある布団に仕上げることができるため、かなり高価な羽毛布団になります。

2:ダウンの量と弾力

羽毛布団の品質表示ラベルには「ダウン○% フェザー○%」といった表示があります。フェザーは吸湿性に優れていますが、膨らむことができないため、羽毛布団の素材としてはダウンに劣ります。ダウンとフェザーの割合を見て、ダウンの量が多い布団を選ぶとよりあたたかい寝心地になります。
また、羽毛には膨らみを評価するための「ダウンパワー」という表記があります。ふかふかした羽毛布団で眠りたい方には、ダウンパワーの数値が高い羽毛布団がおすすめです。一般的には、400dp以上が弾力のある羽毛布団とされています。

3:側生地の種類

羽毛布団の側生地として主に使用されるのは、綿とポリエステルです。 ポリエステルは軽量で、洗濯をしても縮まないことからウォッシャブルの掛け布団によく使用されます。取り扱いやすく、柔らかな肌触りの羽毛布団をお探しの場合には「60/50Dサテン」(60番手の綿と50デニールのポリエステルの混紡)といった、綿とポリエステルの混合素材がおすすめです
軽量なポリエステルも良いですが、寝心地にこだわるならば吸湿発散性に優れた天然素材「綿」がおすすめです。側生地を上質な綿にすることで、体にフィットするしなやかな寝心地を朝までお楽しみいただけます。

4:キルト加工

キルトとは、羽毛布団のマス目のことで、縦と横のマス目の数に合わせて「4×5」や「5×6」と表記されています。マスが大きいほど、かさを出すことはできますが、マスの中で羽毛が寄りやすくなります。羽毛が寄ってしまうと、ダウンがない部分はあたたかさを失ってしまうので、マス目が多いものを選ぶと良いでしよう。
ただし、マス目が多すぎると側生地が重くなってしまうので、5×6のマス目を目安に選ぶと良いでしょう。

★ 羽毛布団のお手入れ方法とは?

羽毛布団を長くキレイに使うコツは、正しく干して、きちんと洗うことです。羽毛の品質を落とさず、長持ちさせるために、正しい洗い方と干し方を実践しましょう。

羽毛布団の干し方

側生地を傷めないようにするために、天気の良い日の日中(10時~15時くらい)に片面1時間ずつを目安に干すのがおすすめです。紫外線による側生地の劣化を防ぐために、カバーをかけたまま干しても良いでしょう。
また、布団は湿気を嫌うため、普段から風通しの良い場所に広げておくのも効果的です。

羽毛布団の洗い方

部分的な汚れであれば、つまみ洗いをしてから十分乾燥させます。
羽毛布団の素材は水洗いができるものなので、洗濯をしても基本的には問題はありません。ただし一部特殊な組成の側生地など洗濯できないものもあるので、まずは洗濯取扱い絵表示を確認しましょう。
羽毛布団は洗った後に十分乾燥させることが大事です。完全に乾燥させないとカビや悪臭が発生する原因になります。特に羽毛が1kg以上入っている冬用の羽毛布団の場合は注意が必要です。
羽毛布団を家庭用の洗濯機で洗うのは難しいため、布団丸洗い業者やクリーニング店を利用されることも多いです。また、羽毛布団を新品のような状態に戻すことができる「羽毛布団リフォーム」もおすすめです。